スペインのおすすめツアー情報

スペインツアーは複数都市巡りが主流

スペインへのツアーは2、3都市を巡るものが主流。首都・マドリッドと芸術の街・バルセロナを主流に、近郊の街や2都市に次ぐグラナダ、セビーリャなどを周るのが基本的なコースとなっています。見どころのある街が多く、主な観光名所となっている都市が東西南北それぞれに位置するため、周遊ツアーで周るのが時間的・金銭的にも効率的といえます。
各都市はスペインの新幹線・AVEやバスなどで結ばれているほか、格安航空会社のフライトが就航している都市もあり、気軽に周遊できるのもその理由のひとつです。

マドリッド、バルセロナではスリやひったくりなどが頻繁に起きていること、他のヨーロッパ諸国に比べ英語が通じにくいことを考えると、ツアーでの参加はより安心できるでしょう。

世界遺産件数は世界第2位

スペインといえば、イタリアに次いで世界第2位の世界遺産件数を誇ります。
スペインがたどった足跡を残す数々の歴史的建造物が各地に点在。最も有名なものは、スペインが生んだ建築家、アントニ・ガウディのさまざまな作品群。サグラダ・ファミリアをはじめ、グエル公園、カサミラなど、世界中探してもここだけでしかお目にかかれない貴重な建物です。

また、グラナダにあるアルハンブラ宮殿やコルドバの歴史地区などは、ヨーロッパにあってイスラムの影響を色濃く受けたその文化を肌で感じとることができます。
各都市ごとに雰囲気がまったく異なるスペインという国の魅力を象徴しているのがこれら世界遺産であるといえます。

観光名所・見どころは満載

民族国家が集合してひとつの国になったスペインは、各地でまったく違う様相を呈しているのが特徴。闘牛とフラメンコのイメージが強く、実際それら2つは各都市で楽しむことができます。
また、サッカーのスペインリーグ・リーガエスパニョーラも熱狂的なファンを持ち、シーズン時に訪れればその熱情を感じることができるでしょう。
スペインを代表する主な観光名所を挙げてみると、首都・マドリッドには主に最高峰の美術が集まっています。プラド美術館、ピカソ作「ゲルニカ」が展示されているソフィア王妃美術センターなど質・量ともに高い美術館が揃っていることが“美術品の宝庫”たる所以です。バルセロナには稀代の建築家・アントニ・ガウディの作品が数多く残り、グラナダはイスラム文化との融合が、南部では白い家々が立ち並ぶ可憐な様子が楽しめるなど、地方ごとにその趣きはさまざまです。

北部・中央部・南部で気候も異なる

スペインと一口に言っても、北部・中央部・南部とで異なる気候を持つのがスペインの特徴。
カンタブリア海に面する北部では、夏は涼しく冬は温暖といった海洋性気候、マドリッドが位置する中央部は昼夜、夏と冬がそれぞれはっきりしていて温度差の激しい大陸性気候、バルセロナに代表される東部から南部にかけては雨が少なく穏やかとされる地中海性気候となっています。
全般的に旅行に適しているとされるのは4～10月の春から秋にかけて。夏は太陽を求めてヨーロッパ中からスペインなど地中海のビーチへ人が集まるため、ホテルは混雑。バカンスをとる習慣上、交通機関やレストランなど夏期は稼働しない場合もあるので夏の旅行は注意が必要です。
9月に入ってもまだ日は長く、またスペイン人は1日に5回食事をとる慣習があるので夕食は遅めに始まることから、晩夏も充分に楽しめます。

豊かな食文化(スペイン料理)を満喫

スペインといえばその豊かな食事でも有名。1日に5回食事をとることでも知られ、美食家たちをうならせる数々のスペイン料理を各地方ごとに堪能することができます。
パエリアに代表されるように米をつかった料理や、ハモンセラーノ、スペイン風オムレツ・トルティージャ、冷製スープ・ガスパチョなど日本人にもよく知られた一品が並びます。地方によって魚介類をふんだんにつかうなどの材料や調理法が異なるのも興味深いポイント。
また、世界第3位のワイン生産地としても知られ、ワインをジュースで割ったサングリアはスーパーやバルなどで安く楽しむことができます。

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